帳簿への記入 signal_cellular_alt 難易度 2 schedule 30分 quiz 全10問

売掛金元帳・買掛金元帳 - 練習問題

売掛金元帳(得意先元帳)と買掛金元帳(仕入先元帳)の記入方法、借方・貸方のルール、残高管理についての理解度を確認する練習問題です。

理解度チェック

このレッスンで学んだ内容を、練習問題で確認しましょう。全部で10問あります。

問題1(○×問題)

売掛金元帳と買掛金元帳は補助元帳に分類される。売掛金元帳は得意先ごとに売掛金の増減を管理し、買掛金元帳は仕入先ごとに買掛金の増減を管理する。


問題2(○×問題)

売掛金は資産なので通常は借方残高となり、買掛金は負債なので通常は貸方残高となる。売掛金元帳の前月繰越は借方に記入し、買掛金元帳の前月繰越は貸方に記入する。


問題3(○×問題)

売掛金元帳の各得意先の残高の合計と、総勘定元帳の売掛金勘定の残高は必ず一致しなければならない。もし一致しない場合は、転記ミスや記入漏れがある可能性が高い。


問題4(選択問題)

売掛金元帳において、借方(左側)に記入する取引として正しいものはどれか。


問題5(選択問題)

買掛金元帳において、貸方(右側)に記入する取引として正しいものはどれか。


問題6(選択問題)

A商店の売掛金元帳に次の取引を記入する。10月1日: 前月繰越50,000円(借方残高)、10月5日: 掛け売上80,000円、10月15日: 現金回収60,000円、10月20日: 掛け売上40,000円。10月20日時点の売掛金残高はいくらか。


問題7(選択問題)

X商店の買掛金元帳に次の取引を記入する。10月1日: 前月繰越100,000円(貸方残高)、10月8日: 掛け仕入50,000円、10月12日: 現金支払80,000円、10月18日: 掛け仕入30,000円、10月22日: 返品10,000円。10月22日時点の買掛金残高はいくらか。


問題8(選択問題)

売掛金元帳において、月末の締め切り処理として正しいものはどれか。


問題9(選択問題)

10月31日時点で、総勘定元帳の売掛金勘定の残高が500,000円であった。各得意先の売掛金元帳の残高は、A商店125,000円、B商店200,000円、C商店150,000円である。この場合の対応として正しいものはどれか。


問題10(○×問題)

売掛金元帳では得意先ごとに1つの帳簿を作成し、買掛金元帳では仕入先ごとに1つの帳簿を作成する。これにより、取引先別の債権・債務残高を把握でき、請求書発行や支払管理、回収管理に活用できる。


お疲れさまでした!

全問正解できましたか?間違えた問題は、もう一度テキストを読み返して理解を深めましょう。

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復習のコツ

間違えた問題がある場合は、該当箇所のテキストをもう一度読み直してください。特に売掛金元帳と買掛金元帳の借方・貸方のルール、月末締め切り処理、総勘定元帳との照合は試験頻出のポイントです。

  • 売掛金元帳・買掛金元帳: 補助元帳の一種で取引先別に管理
  • 売掛金元帳: 得意先ごとに売掛金を管理(通常は借方残高)
  • 買掛金元帳: 仕入先ごとに買掛金を管理(通常は貸方残高)
  • 各元帳の合計 = 総勘定元帳の残高(必ず一致)

売掛金元帳と買掛金元帳の比較:

項目売掛金元帳買掛金元帳
対象得意先(お客様)仕入先(仕入元)
管理する勘定売掛金(資産)買掛金(負債)
借方に記入掛け売上(発生)代金支払、返品、値引き(減少)
貸方に記入代金回収、返品、値引き(減少)掛け仕入(発生)
通常の残高借方残高貸方残高
前月繰越借方に記入貸方に記入
次月繰越貸方に記入借方に記入

記入ルールの覚え方:

売掛金(資産)のルール:

増加 → 借方、減少 → 貸方

  • • 掛け売上(発生)→ 借方
  • • 代金回収、返品、値引き(減少)→ 貸方

買掛金(負債)のルール:

増加 → 貸方、減少 → 借方

  • • 掛け仕入(発生)→ 貸方
  • • 代金支払、返品、値引き(減少)→ 借方

月末締め切り処理:

売掛金元帳の締め切り:

  1. 月末残高を貸方に「次月繰越」として記入
  2. 借方・貸方の合計を記入(必ず一致)
  3. 翌月1日に借方に「前月繰越」として記入

買掛金元帳の締め切り:

  1. 月末残高を借方に「次月繰越」として記入
  2. 借方・貸方の合計を記入(必ず一致)
  3. 翌月1日に貸方に「前月繰越」として記入

総勘定元帳との照合:

照合の公式:

売掛金元帳の各得意先の残高の合計 = 総勘定元帳の売掛金勘定の残高

買掛金元帳の各仕入先の残高の合計 = 総勘定元帳の買掛金勘定の残高

一致しない場合の確認事項:

  • • 転記ミス(仕訳帳から元帳への転記が誤っている)
  • • 記入漏れ(取引を記入し忘れている)
  • • 金額の誤り(金額を間違えて記入している)
  • • 貸借の逆(借方と貸方を逆に記入している)

試験でよくあるミス:

  • 売掛金元帳と買掛金元帳の借方・貸方を逆にする
  • 残高計算のミス(加算・減算を間違える)
  • 次月繰越の記入位置を間違える
  • 前月繰越を反対側に記入してしまう
  • 締め切り時の合計計算ミス

記入のポイント:

  • 勘定の性質を理解する(売掛金は資産、買掛金は負債)
  • 資産の増加は借方、負債の増加は貸方という基本ルールを徹底
  • 各取引後の残高を丁寧に計算する
  • 月末締め切りでは借方・貸方の合計が一致することを確認
  • 補助元帳の合計と総勘定元帳の残高を照合する習慣をつける

実務での活用例:

売掛金元帳の活用:

  • • 請求書の発行
  • • 回収管理(催促)
  • • 与信管理
  • • 得意先別の売上分析

買掛金元帳の活用:

  • • 支払計画の立案
  • • 支払漏れの防止
  • • 資金繰り管理
  • • 仕入先との関係維持

次のステップ:

売掛金元帳と買掛金元帳の記入方法をマスターしたら、次は商品有高帳を学習しましょう。商品の受け払いと在庫管理の方法を習得し、補助元帳の理解をさらに深めます。