固定資産台帳 - 練習問題
固定資産台帳の基本構造、記入方法、減価償却との関係、管理の重要性についての理解度を確認する練習問題です。
理解度チェック
このレッスンで学んだ内容を、練習問題で確認しましょう。全部で10問あります。
問題1(○×問題)
固定資産台帳は補助元帳の一種であり、建物、備品、車両運搬具などの固定資産について、個々の資産ごとに取得から処分までの履歴を記録・管理するための帳簿である。
問題2(選択問題)
固定資産台帳を作成・管理する主な目的として正しくないものはどれか。
問題3(○×問題)
固定資産台帳の保存期間は、税法で7年間、会社法で10年間と定められている。したがって、企業は会社法の規定に従い、固定資産台帳を10年間保存する必要がある。
問題4(選択問題)
固定資産台帳の必須記載項目として正しくないものはどれか。
問題5(選択問題)
令和7年4月1日に業務用パソコンを300,000円で購入した。耐用年数4年、定額法で減価償却する(残存価額ゼロ)。年間の減価償却費として正しいものはどれか。
問題6(選択問題)
固定資産台帳に記入するタイミングとして正しくないものはどれか。
問題7(○×問題)
少額の固定資産の処理について、10万円未満の資産は消耗品費として全額費用計上可能(固定資産台帳不要)、10万円以上20万円未満の資産は一括償却資産として3年で均等償却可能、20万円以上の資産は通常の固定資産として減価償却が必要である。
問題8(選択問題)
令和5年4月1日に取得価額500,000円の備品を購入し、耐用年数5年、定額法(残存価額ゼロ)で減価償却している。令和7年度末(3年目)の減価償却累計額と未償却残高(帳簿価額)として正しいものはどれか。
問題9(選択問題)
固定資産台帳と減価償却の関係について正しいものはどれか。
問題10(選択問題)
固定資産の実地棚卸について正しいものはどれか。
お疲れさまでした!
全問正解できましたか?間違えた問題は、もう一度テキストを読み返して理解を深めましょう。
復習のコツ
間違えた問題がある場合は、該当箇所のテキストをもう一度読み直してください。特に固定資産台帳の目的、必須記載項目、減価償却との関係、実地棚卸の重要性は試験頻出のポイントです。
- ✓固定資産台帳: 補助元帳で固定資産の取得から処分までを記録
- ✓3つの目的: 税務処理、会計処理、資産管理
- ✓保存期間: 税法7年、会社法10年
- ✓減価償却と密接な関係: 計算に必要な情報を提供
固定資産台帳の主な記載項目:
基本情報
資産名称、資産番号、資産の種類、設置場所、管理部門
取得情報
取得年月日、取得価額、供用年月日
減価償却情報
償却方法、耐用年数、償却率、減価償却費、減価償却累計額、未償却残高
処分情報
除売却年月日、売却価額
減価償却費の計算(定額法):
計算式:
年間減価償却費 = 取得価額 ÷ 耐用年数
(残存価額がゼロの場合)
例題:
取得価額 300,000円、耐用年数 4年の場合
年間減価償却費 = 300,000円 ÷ 4年 = 75,000円
帳簿価額の計算:
未償却残高(帳簿価額)= 取得価額 - 減価償却累計額
記入タイミング:
| タイミング | 記入する内容 |
|---|---|
| 取得時 | 資産名称、取得価額、耐用年数、償却方法など |
| 決算時 | 減価償却費、減価償却累計額、未償却残高 |
| 売却・除却時 | 除売却年月日、売却価額、売却損益 |
少額の固定資産の処理:
| 取得価額 | 処理方法 |
|---|---|
| 10万円未満 | 消耗品費として全額費用計上(固定資産台帳不要) |
| 10万円以上20万円未満 | 一括償却資産として3年で均等償却可能 |
| 20万円以上 | 通常の固定資産として減価償却(固定資産台帳必須) |
固定資産の実地棚卸:
実施頻度:
年に1〜2回
確認する項目:
- • 固定資産が台帳通りの場所に存在するか
- • 資産の状態は良好か(破損、劣化していないか)
- • 使用されていない資産はないか
目的:
- • 固定資産の紛失や不正使用を防ぐ
- • 台帳と実物の一致を確認
- • 不要な資産の早期発見
試験でよくあるミス:
- ✗減価償却費の計算ミス(耐用年数で割るのを忘れる)
- ✗減価償却累計額と未償却残高を逆にする
- ✗年数の数え間違い(3年目なのに4年分償却してしまう)
- ✗保存期間を混同する(税法と会社法の違い)
- ✗少額資産の処理基準を間違える(10万円、20万円の基準)
次のステップ:
固定資産台帳の記入方法をマスターしたら、次は試算表とは何かを学習しましょう。Unit 03で学んだ帳簿記入の正確性を確認する重要な表について学びます。