帳簿への記入 signal_cellular_alt 難易度 2 schedule 30分 quiz 全10問

仕入帳・売上帳 - 練習問題

仕入帳と売上帳の記入方法、返品・値引きの処理、月末締切と総勘定元帳への転記についての理解度を確認する練習問題です。

理解度チェック

このレッスンで学んだ内容を、練習問題で確認しましょう。全部で10問あります。

問題1(○×問題)

仕入帳と売上帳は補助記入帳の一種である。仕入帳は仕入勘定の取引だけを日付順に記録し、売上帳は売上勘定の取引だけを日付順に記録する。


問題2(○×問題)

仕入帳には、日付、摘要(仕入先名、商品名、数量、単価、支払方法)、丁数、仕入高の各欄がある。摘要欄には取引の詳細情報を記入する。


問題3(○×問題)

売上帳には、日付、摘要(得意先名、商品名、数量、単価、代金回収方法)、丁数、売上高の各欄がある。仕入帳とほぼ同じ構造である。


問題4(選択問題)

仕入帳と売上帳において、返品や値引きが発生した場合の正しい記入方法はどれか。


問題5(選択問題)

A商店から商品100個を@1,000円で仕入れ、代金は掛けとした。運賃2,000円は当店負担で現金で支払った。この場合の仕訳として正しいものはどれか。


問題6(選択問題)

6月の仕入帳の記録は次の通り。6月3日: 仕入100,000円、6月7日: 仕入80,000円、6月10日: 仕入50,000円、6月12日: 仕入返品▲15,000円、6月15日: 仕入値引き▲5,000円。6月の純仕入高はいくらか。


問題7(選択問題)

月末に仕入帳から総勘定元帳の仕入勘定へ転記する際の正しい方法はどれか。


問題8(選択問題)

仕入帳・売上帳と商品有高帳の違いについて、正しい記述はどれか。


問題9(選択問題)

X商店へ商品50個を@2,000円で販売し、代金は掛けとした。運賃3,000円は先方負担で当店が立替え、現金で支払った。この場合の仕訳として正しいものはどれか。


問題10(選択問題)

7月の売上帳の記録は次の通り。7月5日: 売上150,000円、7月10日: 売上200,000円、7月15日: 売上100,000円、7月18日: 売上返品▲20,000円、7月25日: 売上値引き▲10,000円。7月の純売上高はいくらか。


お疲れさまでした!

全問正解できましたか?間違えた問題は、もう一度テキストを読み返して理解を深めましょう。

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復習のコツ

間違えた問題がある場合は、該当箇所のテキストをもう一度読み直してください。特に返品・値引きの記入方法、月末締切の計算、諸掛の処理は試験頻出のポイントです。

  • 仕入帳・売上帳: 補助記入帳の一種で取引の詳細を記録
  • 記入項目: 日付、摘要、丁数、仕入高/売上高の4つ
  • 摘要欄: 仕入先/得意先名、商品名、数量、単価、支払/回収方法
  • 返品・値引き: 赤字(マイナス記号)で記入
  • 月末締切: 純仕入高 = 総仕入高 - 仕入戻り値引き高
  • 転記: 月末に純仕入高/純売上高を総勘定元帳へ転記

仕入帳と売上帳の構成:

仕入帳売上帳
日付欄仕入取引の日付売上取引の日付
摘要欄仕入先名、商品名、数量、単価、支払方法得意先名、商品名、数量、単価、回収方法
丁数欄総勘定元帳の該当ページ数(転記時に記入)
金額欄仕入高売上高

諸掛(運賃)の処理:

取引負担者処理
仕入時の運賃当店負担仕入原価に含める
仕入時の運賃先方負担立替金として処理(仕入原価に含めない)
売上時の運賃当店負担発送費(費用)として処理
売上時の運賃先方負担立替金として処理(売上高に含めない)

月末締切の計算式:

仕入帳の場合:

総仕入高 = 通常の仕入取引の合計

仕入戻り・値引き高 = 返品と値引きの合計

純仕入高 = 総仕入高 - 仕入戻り・値引き高

売上帳の場合:

総売上高 = 通常の売上取引の合計

売上戻り・値引き高 = 返品と値引きの合計

純売上高 = 総売上高 - 売上戻り・値引き高

総勘定元帳への転記:

転記元転記先転記金額借方/貸方
仕入帳仕入勘定純仕入高借方(費用の増加)
売上帳売上勘定純売上高貸方(収益の増加)

※ 月末に1ヶ月分をまとめて転記し、摘要欄には「仕入帳」または「売上帳」と記入します。

仕入帳・売上帳と商品有高帳の違い:

項目仕入帳・売上帳商品有高帳
分類補助記入帳補助元帳
目的取引の詳細記録在庫管理
記録内容仕入・売上取引在庫の増減と残高
記入方法取引発生順商品別
単価仕入単価・売上単価払出単価(先入先出法・移動平均法)

試験でよくあるミス:

  • 返品・値引きを黒字(プラス)で記入してしまう
  • 諸掛の処理を間違える(当店負担と先方負担の区別)
  • 純仕入高・純売上高の計算ミス(返品・値引きを引き忘れ)
  • 転記時に借方と貸方を逆にする
  • 総仕入高・総売上高を転記してしまう(純仕入高・純売上高を転記すべき)

記入のポイント:

  • 摘要欄は具体的に(仕入先/得意先名、商品名、数量、単価、支払/回収方法)
  • 返品・値引きは必ず赤字(マイナス)で記入
  • 月末に3つの金額を記入(総仕入高、仕入戻り値引き高、純仕入高)
  • 転記は月末に純仕入高/純売上高のみ
  • 仕入は借方、売上は貸方へ転記

次のステップ:

仕入帳と売上帳の記入方法をマスターしたら、次は売掛金元帳・買掛金元帳を学習しましょう。得意先別・仕入先別の残高管理方法を習得し、補助元帳の基本を理解します。