帳簿への記入 signal_cellular_alt 難易度 2 schedule 25分 quiz 全10問

現金出納帳・小口現金出納帳 - 練習問題

現金出納帳と小口現金出納帳の記入方法、インプレストシステム(定額資金前渡制度)の仕組み、現金過不足の処理についての理解度を確認する練習問題です。

理解度チェック

このレッスンで学んだ内容を、練習問題で確認しましょう。全部で10問あります。

問題1(○×問題)

現金出納帳は現金の入出金を日付順に記録し、残高を管理する補助記入帳である。記載項目には、日付、勘定科目、摘要、入金額、出金額、残高の6つがある。


問題2(○×問題)

小口現金とは、日常的な少額の経費支払い専用の現金のことで、郵便切手代、タクシー代、事務用品の購入などに使用される。


問題3(選択問題)

現金出納帳と小口現金出納帳の違いについて、正しい記述はどれか。


問題4(○×問題)

インプレストシステム(定額資金前渡制度)とは、小口現金を一定額に保つため、使った分だけを定期的に補充する制度のことである。


問題5(選択問題)

インプレストシステムで、50,000円を前渡しした後、交通費5,000円、通信費3,000円、消耗品費2,000円を使用した。経理部が補充する際の仕訳として正しいものはどれか。


問題6(○×問題)

小口現金出納帳には、現金出納帳にはない「支払内訳欄」があり、交通費、通信費、消耗品費などの費用の種類別に分類して記録する。


問題7(○×問題)

現金過不足とは、帳簿上の現金残高と実際の手元現金が一致しない状態のことで、原因には記入漏れ、記入ミス、計算ミス、つり銭の渡し間違い、盗難などがある。


問題8(選択問題)

帳簿上の現金残高は100,000円だが、実際に数えると98,000円しかなかった(2,000円不足)。この場合の仕訳として正しいものはどれか。


問題9(選択問題)

現金不足2,000円の原因が後日「交通費の記入漏れ」と判明した。この場合の仕訳として正しいものはどれか。


問題10(○×問題)

決算時まで現金過不足の原因が不明の場合、現金不足は雑損(費用)に、現金超過は雑益(収益)に振り替える。現金過不足勘定は期中のみ使用し、決算時には必ず他の勘定に振り替える必要がある。


お疲れさまでした!

全問正解できましたか?間違えた問題は、もう一度テキストを読み返して理解を深めましょう。

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復習のコツ

間違えた問題がある場合は、該当箇所のテキストをもう一度読み直してください。特にインプレストシステムの仕組み、小口現金出納帳の支払内訳欄、現金過不足の処理は試験頻出のポイントです。

  • 現金出納帳: 現金の入出金を日付順に記録し、残高を管理
  • 記載項目: 日付、勘定科目、摘要、入金額、出金額、残高の6つ
  • 小口現金: 少額経費専用の現金(切手代、タクシー代など)
  • 小口現金出納帳: 支払内訳欄があるのが特徴
  • インプレストシステム: 使った分だけを定期的に補充
  • 補充時の仕訳: 小口現金勘定は使わず、実際の費用科目を計上
  • 現金過不足: 帳簿残高と実際残高の不一致
  • 決算時: 原因不明なら雑損・雑益に振替

現金出納帳と小口現金出納帳の違い:

項目現金出納帳小口現金出納帳
対象会社全体の現金少額経費専用の現金
管理者経理部(1人)各部署の担当者(複数)
金額規模制限なし少額のみ
記入頻度全ての現金取引少額経費のみ
補充方法随時定期的(インプレストシステム)

インプレストシステムの流れ:

  1. ステップ1: 前渡し - 期初に一定額(例:50,000円)を前渡し
  2. 仕訳: (借方)小口現金 50,000 / (貸方)現金 50,000
  3. ステップ2: 支払い - 期中に小口現金係が経費を支払う
  4. この時点で経理部は仕訳しない
  5. ステップ3: 報告と補充 - 週末・月末に使用額を報告し、使った分だけ補充
  6. 仕訳: (借方)交通費 5,000、通信費 3,000、消耗品費 2,000 / (貸方)現金 10,000
  7. 補充後、小口現金は再び50,000円(定額を維持)

現金過不足の処理:

状況仕訳
現金不足
(帳簿 > 実際)
(借方)現金過不足 / (貸方)現金
現金超過
(帳簿 < 実際)
(借方)現金 / (貸方)現金過不足
原因判明
(交通費の記入漏れ)
(借方)交通費 / (貸方)現金過不足
決算時
(原因不明・不足)
(借方)雑損 / (貸方)現金過不足
決算時
(原因不明・超過)
(借方)現金過不足 / (貸方)雑益

試験でよくあるミス:

  • 残高計算ミス(足し算・引き算を間違える)
  • 入金・出金の逆(入金すべきところを出金欄に記入)
  • 相手科目ミス(勘定科目を間違える)
  • 内訳欄の分類ミス(交通費を通信費に分類)
  • 補充額の計算ミス(インプレストシステムで補充額 ≠ 使用額)

記入のポイント:

  • 現金出納帳: 残高は毎行計算し、必ずプラス
  • 小口現金出納帳: 補充後の残高は必ず元の金額に戻る
  • 摘要は具体的に(後で見てもわかる内容)
  • 内訳欄は勘定科目別に正確に分類

次のステップ:

現金出納帳と小口現金出納帳の記入方法をマスターしたら、次は当座預金出納帳と銀行勘定調整表を学習しましょう。当座預金の管理と銀行残高との照合方法を習得します。