合計試算表の作成 - 練習問題
合計試算表の基本構造、総勘定元帳からの集計方法、貸借の合計の一致確認、転記ミスの発見方法についての理解度を確認する練習問題です。
理解度チェック
このレッスンで学んだ内容を、練習問題で確認しましょう。全部で10問あります。
問題1(○×問題)
合計試算表とは、総勘定元帳に記載された各勘定科目の借方合計と貸方合計をそれぞれ集計した試算表である。各勘定科目について、借方・貸方の両方に金額が入ることが多く、一定期間にどれだけの取引があったかを把握できる。
問題2(選択問題)
合計試算表を作成する主な目的として正しいものはどれか。
問題3(○×問題)
合計試算表では、各勘定科目の借方合計と貸方合計を集計する。正しく転記されていれば、すべての勘定科目の借方合計の総合計と貸方合計の総合計は必ず一致する。これは、複式簿記のすべての仕訳で借方と貸方の金額が一致するという原則に基づいている。
問題4(選択問題)
総勘定元帳から合計試算表を作成する手順として正しいものはどれか。
問題5(選択問題)
次の現金勘定のT勘定がある場合、合計試算表にはどのように記入するか。\n\n【現金勘定】\n借方:300,000円(4月1日)、100,000円(4月20日)、50,000円(4月28日)\n貸方:150,000円(4月5日)、100,000円(4月15日)、80,000円(4月25日)
問題6(○×問題)
合計試算表を作成したところ、借方合計が1,000,000円、貸方合計が950,000円となり、50,000円の差額が生じた。この場合、転記ミス、集計ミス、仕訳ミス、転記漏れのいずれかが発生している可能性がある。差額と同じ金額の仕訳が転記されていない可能性や、差額の半分の金額を借方と貸方を逆に転記した可能性がある。
問題7(選択問題)
合計試算表のメリットとして正しくないものはどれか。
問題8(選択問題)
合計試算表と残高試算表の違いについて正しいものはどれか。
問題9(選択問題)
合計試算表の作成において、仕訳帳の借方合計と貸方合計の確認が重要な理由として正しいものはどれか。
問題10(選択問題)
簿記3級試験の第2問で合計試算表作成問題が出題された場合、効率的に解くコツとして最も適切なものはどれか。
お疲れさまでした!
全問正解できましたか?間違えた問題は、もう一度テキストを読み返して理解を深めましょう。
復習のコツ
間違えた問題がある場合は、該当箇所のテキストをもう一度読み直してください。特に合計試算表の作成手順、貸借一致の確認方法、メリット・デメリット、試験での解き方のコツは重要なポイントです。
- ✓合計試算表: 各勘定科目の借方合計・貸方合計を集計した表
- ✓目的: 転記の正確性を確認し、取引総額を把握する
- ✓作成手順: T勘定の合計を計算 → 合計試算表に記入 → 貸借一致を確認
- ✓貸借一致: 借方合計 = 貸方合計は必ず成り立つ
合計試算表の作成手順:
- ステップ1: 総勘定元帳の各勘定科目について、借方合計と貸方合計を計算
- ステップ2: 合計試算表の該当欄に借方合計と貸方合計を記入
- ステップ3: すべての勘定科目について繰り返す
- ステップ4: 借方合計と貸方合計の総合計を計算
- ステップ5: 借方合計と貸方合計が一致するか確認
一致しない場合のミスの発見方法:
1. 差額を確認 → 借方合計 - 貸方合計
2. 差額と同じ金額の仕訳を探す → 転記漏れの可能性
3. 差額の半分の金額を探す → 借方・貸方を逆転記した可能性
4. 各勘定科目の集計を再確認 → 計算ミスの可能性
合計試算表と残高試算表の比較:
| 項目 | 合計試算表 | 残高試算表 |
|---|---|---|
| 記載内容 | 借方・貸方の合計金額 | 各勘定の残高 |
| 記入欄 | 両方に金額が入る | どちらか一方のみ |
| メリット | 転記漏れ発見、取引総額把握 | 残高が一目で分かる、決算書作成に直結 |
| デメリット | 残高が分からない | 転記ミスが発見しにくい |
試験での解き方のコツ:
- ✓T勘定を使う - 頻出勘定科目(現金、売掛金、買掛金など)をT勘定で集計
- ✓取引を仕訳する - すべての取引を仕訳して、増減を明確に
- ✓頻出勘定科目を優先 - 現金、売掛金、買掛金、売上、仕入を最初に集計
- ✓最後に貸借一致を確認 - 必ず借方合計と貸方合計が一致するか確認
重要な具体例:
現金勘定のT勘定が以下の場合:
現金 ------------------------ 借方 | 貸方 ------------------------ 300,000 | 100,000 100,000 | 50,000 | ------------------------ 合計 450,000 | 合計 100,000
合計試算表には:
勘定科目 | 借方合計 | 貸方合計 ----------|-----------|---------- 現金 | 450,000 | 100,000
※ 残高350,000円は記載しません(残高試算表に記載)
次のステップ:
合計試算表の作成方法を理解したら、次は残高試算表の作成を学習しましょう。合計試算表では分からなかった各勘定科目の残高を一目で確認できる試算表です。財務諸表作成の基礎となります。