売上原価の算定 - 練習問題
売上原価の算定、しーくりくりしの仕訳、期首商品棚卸高と期末商品棚卸高の処理についての理解度を確認する練習問題です。
理解度チェック
このレッスンで学んだ内容を、練習問題で確認しましょう。全部で10問あります。
問題1(○×問題)
売上原価とは、期中に実際に販売した商品の仕入原価のことである。売上原価は「期首商品棚卸高+当期商品仕入高−期末商品棚卸高」で計算する。
問題2(○×問題)
決算整理における売上原価の算定仕訳を「しーくりくりし」と呼ぶ。これは「仕入/繰越商品」「繰越商品/仕入」の2つの仕訳の頭文字から来ている。
問題3(○×問題)
期末商品棚卸高は、実地棚卸によって確認する必要がある。実地棚卸とは、倉庫や店舗にある商品を実際に数えて、在庫の数量と金額を確認することである。
問題4(選択問題)
決算において、期首商品棚卸高が60,000円、期末商品棚卸高が80,000円であった。売上原価を算定するための決算整理仕訳として正しいものはどれか。
問題5(仕訳問題)
決算において、期首商品棚卸高が100,000円であった。期首商品棚卸高を仕入勘定に振り替える決算整理仕訳を示しなさい。
問題6(仕訳問題)
決算において、実地棚卸の結果、期末商品棚卸高が120,000円であった。期末商品棚卸高を繰越商品勘定に振り替える決算整理仕訳を示しなさい。
問題7(選択問題)
次の資料に基づいて、売上原価を計算しなさい。 【資料】 - 期首商品棚卸高:80,000円 - 当期商品仕入高:500,000円 - 期末商品棚卸高:100,000円
問題8(選択問題)
次の資料に基づいて、売上総利益を計算しなさい。 【資料】 - 売上高:800,000円 - 期首商品棚卸高:60,000円 - 当期商品仕入高:400,000円 - 期末商品棚卸高:80,000円
問題9(選択問題)
決算整理前の仕入勘定の残高が600,000円、繰越商品勘定の残高(期首商品棚卸高)が90,000円であった。実地棚卸の結果、期末商品棚卸高が110,000円であった。決算整理後の仕入勘定の残高(売上原価)はいくらか。
問題10(選択問題)
売上原価の算定に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
お疲れさまでした!
全問正解できましたか?間違えた問題は、もう一度テキストを読み返して理解を深めましょう。
復習のコツ
間違えた問題がある場合は、該当箇所のテキストをもう一度読み直してください。特に売上原価の計算式、しーくりくりしの仕訳の順序、実地棚卸の重要性は必ず理解しておきましょう。
- ✓売上原価 = 期首商品棚卸高 + 当期商品仕入高 - 期末商品棚卸高
- ✓しーくりくりし: 第1仕訳「仕入/繰越商品」、第2仕訳「繰越商品/仕入」
- ✓第1仕訳: 期首在庫を費用化(仕入勘定に期首在庫を加える)
- ✓第2仕訳: 期末在庫を資産化(仕入勘定から期末在庫を除外)
- ✓売上総利益 = 売上高 - 売上原価
- ✓期末商品棚卸高は実地棚卸によって確認する
仕訳パターンまとめ:
| 処理 | 仕訳 | 効果 |
|---|---|---|
| 第1仕訳 (期首) | (借) 仕入 ××× / (貸) 繰越商品 ××× | 期首在庫を費用化 |
| 第2仕訳 (期末) | (借) 繰越商品 ××× / (貸) 仕入 ××× | 期末在庫を資産化 |
次のステップ:
売上原価の算定を理解したら、次は減価償却を学習しましょう。固定資産の価値の減少を費用として計上する、決算整理における重要な処理です。