固定資産の取得と売却 - 練習問題
固定資産の取得・売却の仕訳、付随費用の処理、固定資産売却損益の計算についての理解度を確認する練習問題です。建物・備品・車両運搬具・土地の仕訳問題で構成されています。
理解度チェック
このレッスンで学んだ内容を、練習問題で確認しましょう。全部で10問あります。
問題1(○×問題)
固定資産とは、企業が1年を超えて長期間使用する目的で保有する資産である。
問題2(仕訳問題)
事務所として使用する建物を20,000,000円で購入し、仲介手数料500,000円とともに現金で支払った。
問題3(仕訳問題)
パソコン200,000円を購入し、配送料5,000円とともに現金で支払った。
問題4(仕訳問題)
営業用の車両1,500,000円を購入し、納車費用20,000円とともに当座預金から支払った。
問題5(仕訳問題)
応接セット300,000円を購入し、代金は掛けとした。
問題6(仕訳問題)
土地8,000,000円と建物12,000,000円を購入し、仲介手数料1,000,000円とともに現金で支払った。なお、仲介手数料は土地と建物の価格比率で按分すること。
問題7(仕訳問題)
帳簿価額800,000円の備品を1,000,000円で売却し、代金は現金で受け取った。
問題8(仕訳問題)
帳簿価額500,000円の車両運搬具を400,000円で売却し、代金は当座預金に入金された。
問題9(仕訳問題)
帳簿価額300,000円の備品を300,000円で売却し、代金は現金で受け取った。
問題10(仕訳問題)
帳簿価額1,500,000円の車両運搬具を1,800,000円で売却した。売却手数料50,000円を差し引いた残額を現金で受け取った。
お疲れさまでした!
全問正解できましたか?間違えた問題は、もう一度テキストを読み返して理解を深めましょう。
復習のコツ
間違えた問題がある場合は、該当箇所のテキストをもう一度読み直してください。特に付随費用の処理と売却損益の計算は試験頻出のポイントです。
- ✓固定資産: 1年超、長期使用する目的の資産
- ✓主な固定資産: 建物・備品・車両運搬具・土地
- ✓取得原価 = 購入代金 + 付随費用
- ✓付随費用: 仲介手数料、配送料、納車費用など
- ✓固定資産の掛取引: 未払金を使う(買掛金ではない)
- ✓売却価額 > 帳簿価額 → 固定資産売却益(収益・貸方)
- ✓売却価額 < 帳簿価額 → 固定資産売却損(費用・借方)
- ✓売却価額 = 帳簿価額 → 損益なし
仕訳のポイント:
- 1.取得時: 付随費用を取得原価に含める
- 2.売却時: 帳簿価額と売却価額を比較
- 3.売却益: 収益なので貸方に記入
- 4.売却損: 費用なので借方に記入
- 5.複数資産の一括購入: 付随費用を価格比率で按分
固定資産ごとの特徴:
- •建物: 仲介手数料、登記費用などが付随費用
- •備品: 配送料、据付費などが付随費用
- •車両運搬具: 納車費用、自動車税などが付随費用
- •土地: 減価償却の対象外(価値が減らない)
計算のコツ:
- •取得原価 = 本体価格 + すべての付随費用
- •売却損益 = 売却価額 - 帳簿価額
- •按分計算 = 付随費用 × 価格比率
次のステップ:
固定資産の取得と売却の仕訳をマスターしたら、次はその他の収益・費用の仕訳を学習しましょう。給料、受取利息、支払家賃など、様々な収益・費用の処理を習得します。