その他の収益・費用の仕訳 - 練習問題
給料、消耗品費、旅費交通費、受取利息、支払利息、受取手数料、支払手数料、受取家賃、支払家賃など、営業外の収益・費用の仕訳についての理解度を確認する練習問題です。
理解度チェック
このレッスンで学んだ内容を、練習問題で確認しましょう。全部で10問あります。
問題1(仕訳問題)
従業員に給料300,000円を現金で支払った。
問題2(仕訳問題)
従業員に給料300,000円を支払い、源泉所得税20,000円を差し引いて、残額を現金で支払った。
問題3(仕訳問題)
従業員から預かっていた源泉所得税20,000円を現金で納付した。
問題4(仕訳問題)
事務用品50,000円を現金で購入した。
問題5(仕訳問題)
従業員の出張旅費60,000円を現金で支払った。
問題6(仕訳問題)
従業員の出張のため、旅費として概算100,000円を現金で仮払いした。その後、従業員が出張から帰社し、実際の旅費は90,000円であった。残額10,000円を現金で受け取った。
問題7(仕訳問題)
銀行から借り入れていた借入金1,000,000円を、利息15,000円とともに現金で返済した。
問題8(仕訳問題)
取引先に貸し付けていた貸付金500,000円を、利息5,000円とともに現金で回収した。
問題9(仕訳問題)
銀行振込手数料550円が当座預金から引き落とされた。
問題10(仕訳問題)
所有している建物の家賃200,000円を現金で受け取った。
お疲れさまでした!
全問正解できましたか?間違えた問題は、もう一度テキストを読み返して理解を深めましょう。
復習のコツ
間違えた問題がある場合は、該当箇所のテキストをもう一度読み直してください。特に給料の源泉徴収、旅費の概算払いと精算、「支払○○」と「受取○○」の区別は試験頻出のポイントです。
- ✓給料: 総支給額で記録し、天引き分は預り金(負債)で処理
- ✓消耗品費: 購入時に費用として処理(簿記3級の基本方法)
- ✓旅費交通費: 仮払金を使った概算払い → 後日精算のパターンが頻出
- ✓支払利息(費用): 借入金に対する利息の支払い(営業外費用)
- ✓受取利息(収益): 預金・貸付金からの利息収入(営業外収益)
- ✓支払手数料(費用): 銀行手数料、専門家報酬など
- ✓受取手数料(収益): 本業以外の仲介・代行業務の手数料
- ✓支払家賃(費用): 事務所や店舗などの賃借料
- ✓受取家賃(収益): 建物の貸付による家賃収入
仕訳のポイント:
- 1.「支払○○」は費用(借方で発生)
- 2.「受取○○」は収益(貸方で発生)
- 3.給料の源泉徴収: 総支給額で記録 → 天引き分は預り金
- 4.利息の仕訳: 元本とは別の勘定科目で処理
- 5.旅費の精算: 仮払金を取り崩して実際の費用科目に振替
利息の計算式(参考):
利息 = 元金 × 年利率 × 期間(月数)÷ 12
例: 100万円を年利率3%で6ヶ月間借り入れた場合
利息 = 1,000,000円 × 3% × 6ヶ月 ÷ 12 = 15,000円
「支払○○」と「受取○○」の対応関係:
| 自社が支払う場合(費用) | 自社が受け取る場合(収益) |
|---|---|
| 支払利息 | 受取利息 |
| 支払手数料 | 受取手数料 |
| 支払家賃 | 受取家賃 |
| 支払地代 | 受取地代 |
複合仕訳のパターン:
- •給料の支払い(源泉徴収あり): 借方1つ、貸方2つ
- •借入金の返済(利息あり): 借方2つ、貸方1つ
- •貸付金の回収(利息あり): 借方1つ、貸方2つ
- •旅費の精算(残金返金あり): 借方2つ、貸方1つ
次のステップ:
その他の収益・費用の仕訳をマスターしたら、次は税金の仕訳を学習しましょう。消費税の税抜方式・税込方式、仮払消費税・仮受消費税、法人税等の処理方法を習得します。